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    宮崎あおいさん、大竹しのぶさんの主演でつい先日公開されたばかりの映画「オカンの嫁入り 」、そして佐藤アツヒロさん、香寿たつきさん、三倉佳奈さんらによって間もなく初日の幕が開く舞台「さくら色 オカンの嫁入り 」。その原作となった咲乃月音さんの小説「さくら色 オカンの嫁入り」の続編「ゆうやけ色 オカンの嫁入り・その後」が9月7日(火)に発売となりました。


    アマゾンで予約しておいたものが昨日の発売日にあわせて届きましたので、さっそく読んでみました。


    てるブロ-ゆうやけ色 オカンの嫁入り・その後


    前作の「さくら色 オカンの嫁入り」と同様、関西弁で書かれた文体は心地よくて、あっという間に読み終えてしまいました。


    ネタばれになりますのであまり詳しくは書けませんが…、前作同様に月子の視点で書かれ、オカンとの残り少ない日々を大切に過ごしながらも、センセイや捨て男や突然現れた捨て男の母たちのとふれあいの中で自分を見つめ、未来に向かって踏み出してゆく月子の姿が描かれてます。そして愛犬ハチの視点で描かれた番外編という名のエピローグ、なんとも切ない、です。


    自然に生き物に食べ物、咲乃月音さんの観察力と表現力は素晴らしいですね。この関西弁の文体、例えば三倉佳奈さんのような、月子と同年代の女性による朗読を聞いてみたいような気がします。


    それにしても、原作ではセンセイの設定は45歳、映画の國村隼さんのイメージで読むと、月子との年齢差の大きさにちょっと違和感を覚えます。



    すでに「さくら色 オカンの嫁入り」を読み終えられた方は、ぜひ。


    ゆうやけ色 オカンの嫁入り・その後 (宝島社文庫) (宝島社文庫 C さ 3-2)/咲乃 月音
    ¥480
    Amazon.co.jp


    ところで、舞台「さくら色 オカンの嫁入り」の脚本を書かれた赤澤ムックさんのインタービュー記事が掲載されてました。



    CINRA.NET -インタビュー:

    『さくら色 オカンの嫁入り』脚本・赤澤ムックインタビュー



    咲乃月音さんの原作をもとにどんな脚本を仕上げられたのか、舞台初日がますます楽しみになりました。




    【おまけ1】

    三倉茉奈さん佳奈さんが先月8月に演じられた舞台「ハンナとハンナ」、John Retallack氏の書かれた原作本〔洋書〕が(このところの円高の影響なのか)アマゾンで急激に値下がりしています。40ページほどの薄い本ですので、現在在庫切れですがご興味のある方はぜひ。


    Hannah and Hanna (French’s Acting Editions)/John Retallack
    ¥723
    Amazon.co.jp

    ちなみに自分が昨年6月に購入した時は\1,634(税別)でしたので、実に半額以下になってます。


    今すぐ手に入れたい方は、現在在庫のあるこちらを。Hannah and Hannaを含む4作品を収録したこちらの本も、5月の記事 の頃に比べると500円以上も大幅に値下がりしています。


    Company of Angels: Four Plays by John Retallack.../John Retallack
    ¥1,377
    Amazon.co.jp


    【おまけ2】

    富良野GROUPの舞台「オンディーヌを求めて」のページが更新されましたが、“最大の見どころは、3パターン用意されたラストシーン”“舞台上にいる本人たちにも、その瞬間まで結果は明かされない”とはいったい…。


    富良野GROUP

    オンディーヌを求めて


    ということは、ラストシーンの脚本は3通り用意されていて、各公演でどの脚本を演じるかは出演者の茉奈さん佳奈さんも知らず、舞台上で観客と一緒にオーディションの結果を知ってそれに応じた脚本を演じることになる、のでしょうか…?


    つまり、3通りのラストシーン全てを見るためには、少なくとも3回の観劇が必要、となるのでしょうか…??

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    2010.09.08 Wed l ブログ l コメント (6) トラックバック (0) l top

    コメント

    1 ■凄い情報源!
    脚本が3作有るのですね

    舞台は生もの、そのものなのですね

    富良野編、東京編、大阪編にはならないでしょうか
    毎日、違うのでしょうか?
    2010.09.13 Mon l うさぽん. URL l 編集
    2 ■Re:凄い情報源!
    >うさぽんさん

    コメントありがとうございます。

    「オンディーヌを求めて」の“3パターン用意されたラストシーン”、一体どういうことなのでしょうね。想像するしかありませんが…。

    自分が想像したのは…、倉本さんが用意したラストシーンのシナリオが3通りあって、例えば小道具としてオーディション結果が書かれた封筒があって、劇中でその封筒を開封して書かれていた結果(めぐみが合格、あいが合格、両方とも不合格)に基づいて3通りのシナリオの中の1つを演じる、お2人ともどのシナリオを演じるのかは封筒を開封するまで分からない、というものですが…。さてどうなることやら。

    ちょうど2か月後に迫った初日が楽しみです。
    2010.09.13 Mon l T-E-R-U. URL l 編集
    3 ■いろいろ情報ありがとうございます。
    こんにちは。

    ハンナとハンナ、英文で読まれたんですね。
    偉いです!
    この本が読めれば、いつでもあの感動を再現できるというのは魅力ですね。
    円高で値段も手ごろだし。

    オンディーヌのラスト・・・
    楽屋でお二人が、
    「今日はどっちが受かるんやろ」とか相談する姿、
    想像してしまいます。
    私は1公演しか観られないので、ドキドキです。
    2010.09.14 Tue l MKKF. URL l 編集
    4 ■Re:いろいろ情報ありがとうございます。
    >MKKFさん

    コメントありがとうございます。

    「ハンナとハンナ」は昨年のリーディングドラマの前に、沖縄まで観に行くことができないのでせめて内容だけでも知りたいと購入しました。(はからずも東京での試演会で観ることができましたが。)今の値段であれば、すぐに読む読まないにかかわらずとりあえずコレクター的にゲットしておくのもアリかと。(来年夏の再々演に備えて!?)

    「オンディーヌ」の本番前の楽屋、本番前の緊張感で「今日はどのエンディングになるやろなぁ」とスタッフさんにむやみやたらに(挙動不審に?)話しかける茉奈さんの姿と、その横で怖いほどの集中力と緊張感でじぃっと自分の役に入り込む佳奈さんの姿、なんだか目に浮かぶような気がします。^^;
    2010.09.15 Wed l T-E-R-U. URL l 編集
    5 ■本のご紹介ありがとうございます
    はじめまして。
    「ゆうやけ色 オカンの嫁入り・その後」と「Four Plays by John Retallack」のご紹介ありがとうございます。
    記事中のリンクから、2冊とも注文しました。
    「Four Plays by John Retallack」は、在庫している最後の1冊でした。危なかったです。
    けいさんに、「Four Plays by John Retallack」を見せてもらったのですが、読みやすそうですね。
    「ゆうやけ色 オカンの嫁入り・その後」は、舞台「さくら色オカンの嫁入り」の千秋楽が終わったら、読み始めたいと思います。
    2010.09.20 Mon l お市. URL l 編集
    6 ■Re:本のご紹介ありがとうございます
    >お市さん

    コメントありがとうございました。

    John Retallack氏の本は結局自分は2冊とも買ってしまったのですが、昨年6月にHannah & Hannaの方を購入した時は在庫切れで1ヵ月近く待たされました。今は在庫ありですし、おそらく円高の影響でアマゾンの社内レートが下がっているようですので、来年夏の再々演に向けて今が買い時、ですよね。^^

    そんなに難しい英語ではないような気もしますが、(舞台用語をはじめ)自分のボキャブラリーに無い単語もあり、またHANNAHの台詞にはスラング調の表現もあったりして、昨年夏に最初に読んだ時は思ったより時間がかかりました。これを読んでみると、この夏の舞台がかなり原作に忠実に演じられていたことが分かります。

    「ゆうやけ色 オカンの嫁入り・その後」は前作以上に月子を物語の中心に据えて、月子の葛藤と成長を描いた物語。こちらも早くも舞台で観てみたいような気がします。(もちろん主演は佳奈さんです。)その時には相手役の村上センセイを誰が演じるのだろう、などといろいろ想像が勝手に膨らみます。^^;
    2010.09.20 Mon l T-E-R-U. URL l 編集

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