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    三倉茉奈さん佳奈さんが出演された倉本聰さん作・演出の舞台「オンディーヌを求めて」、劇中で用いられた音楽がの数々の印象的なシーンとともに記憶に残りました。


    ●J. S. バッハ / G線上のアリア(管弦楽組曲第3番より)


    ●パッヘルベル / カノン(ピアノ版)


    大道具を務める富良野塾OBの役者の皆さんが裏で操る舞台セットが、これらの優雅な旋律にのせてゆったりと舞台上を動のはとても印象的でした。ピアノ演奏によるカノン、このジョージ・ウィンストン版に似ていたような気がしますが、実際に劇中で用いられたのははたしてどなたの編曲・演奏だったのでしょう。

    カノンはこの他にも、珍しい曲を聞かせてあげるとメグが室内に音楽をかけ、17歳のあの頃に戻ってもう一度やり直したいと劇団養成所への入所当時を懐かしむ、というシーンで流れたハンドベル版?のカノンも印象的でした。



    このようなイメージの曲でしたでしょうか。(もう少しゆったりしたテンポだったような気がします。)


    ●J. S. バッハ / G線上のアリア(Modern Jazz Quartet+Swingle Singers版)


    73歳のマイケルが「セールスマンの死」のウイリー・ローマン役の夢を叶えた話をあいが語る背景でずっと流れているスキャットによるG線上のアリアがとても優しく懐かしい響きで印象的でしたが、たしかビブラフォンとピアノにスキャットを交えたこんな演奏(Modern Jazz Quartet+Swingle Singers)だったでしょうか。

    Place Vendome/The Swingle Singers

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    ●坂本冬美 / 大阪で生まれた女


    坂本冬美さんが歌うBOROの「大阪で生まれた女」のカバー、パッヘルベルのカノンとのコンビネーションの印象は強烈で、富良野から戻った直後に慌ててこちらのカバーアルバムを探しました。

    Love Songs~また君に恋してる~/坂本冬美

    ¥3,000
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    大阪で生まれた女 /坂本冬美

    ¥150
    iTunes
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    ベースとなったパッヘルベルのカノン、



    Wikipediaによればこの曲に用いられているコード進行は“非常に快く耳に響くため、バロック期から現代に至るまで多くの作曲家が愛用している”そうで、なるほど確かに「大阪で生まれた女」だけでなく茉奈 佳奈のお2人がアルバムやテレビでカバーされたこんな曲のこんなフレーズを一緒に歌っても何の違和感もなく一緒に歌えるのが不思議です。

    ♪さくら さくら 今、咲きほこる
     刹那に散りゆく運命と知って?♪
     〔森山直太朗 さくら(独唱)〕

    ♪この大空に 翼をひろげ
     飛んで行きたいよ
     悲しみの無い 自由な空へ
     翼はためかせ?♪
     〔赤い鳥 翼をください〕

    ♪So, you don't have to worry, worry,
     守ってあげたい
     あなたを苦しめる全てのことから?♪
     〔松任谷由実 守ってあげたい〕

    ♪あなたの夢を あきらめないで
     熱く生きる瞳が好きだわ?♪
     〔岡村孝子 夢をあきらめないで〕

    ♪行きたいよ 君のところへ
     今すぐ かけだして 行きたいよ?♪
     〔大塚愛 プラネタリウム〕

    そして、サッカーの応援ソングでお馴染みのこの曲などは、もはやカノンそのものにしか聞こえません。


    ●オイゲン・キケロ / 神よ、あわれみたまえ(J. S. バッハ / マタイ受難曲より)


    ずっと気になっていた“黒い人”のテーマとでも言うべきこのジャズ・ピアノ曲、終演後に富良野GROUPの方に演奏者を教えていただいて、六本木からの帰路にさっそくCDを購入してきました。肩も露わなドレス姿のあいが打ちひしがれたようにスローモーションで歩く姿が蘇り…、思わず涙が出そうになります。

    ロココ・ジャズ/オイゲン・キケロ

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    そしてこちらが原曲のバッハの「マタイ受難曲」のアリア。




    【おまけ】
    劇中に登場する“ニーナ”や“トレープレフ”、そして“ウイリー・ローマン”といったキャラクターを少しでも理解するために、富良野公演から東京公演の間にチェーホフ「かもめ」(新潮文庫は表紙のデザインが新しくなったようです)とアーサー・ミラー「セールスマンの死」の2冊を読んでみました。「かもめ」でメグが演じるニーナやリュウが演じるトレープレフ、そして「セールスマンの死」でマイケルが演じるウイリー・ローマンなど、よりイメージしやすくなったような気がします。

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    かもめ・ワーニャ伯父さん (新潮文庫)/チェーホフ

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    アーサー・ミラー〈1〉セールスマンの死 (ハヤカワ演劇文庫)/アーサー ミラー

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    そして、メグが合格するパターンのエンディングで、20年か30年後にまたラネーフスカヤ夫人役のオーディションで再会しよう、とあいが言うのはこのチェーホフ「桜の園」。

    桜の園・三人姉妹 (新潮文庫)/チェーホフ

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    2010.11.28 Sun l ブログ l コメント (4) トラックバック (0) l top

    コメント

    1 ■はじめまして!!
    富良野グループを応援しているモノです。倉本聰作品『6羽のかもめ』も参考になるかと、思いますo(^-^)o
    2010.11.29 Mon l MF. URL l 編集
    2 ■Re:はじめまして!!
    >MFさん

    コメントありがとうございました。

    おお、さっそく「6羽のかもめ」について調べてみましたが、扱っているテーマも似ていて、倉本先生の価値観やメッセージを理解する上で間違いなく参考になりそうですね。(“劇団かもめ座”といった固有名詞も被っているみたいですし。)さっそくシナリオ本を中古で手に入れたいと思います。映像の方は、70年代半ばのドラマ、果たして地元のTSUTAYAに置いてあるでしょうか…。
    2010.11.29 Mon l T-E-R-U. URL l 編集
    3 ■情報提供に感謝!
     豊富な情報の掲示、ありがたいものです。

     劇中に使われた音楽、キケロは会場の音響担当者から聞きだせました。「G線上のアリア」もかなりの数から選んだようです。尤も「G線上のアリア」は別の人の編曲で、コントラバスが終始ピチカートになっています。今回劇中で使われていたのは正真正銘、チェンバロの入った管弦楽組曲第3番の「アリア」、演奏者は判定出来ませんが、自分が今知人より借りている、カール・リヒター指揮によるものに近かった感じがします。YouTubeの演奏、チェンバロのアルペジオが舞台で聴いたものよりも多用されているようです。

     オルゴール版のカノン、自分にはハンドベルのように聴こえました。イメージとしてはクリスマス用の編曲、とも思えました。

     ラネーフスカヤ夫人役、ここが聞き取れなかったのでありがたい情報です。この役、演劇界ではかなり有名らしいので、後日落ち着いたら目を通してみようかとも考えています。
    2010.11.30 Tue l ほら貝. URL l 編集
    4 ■Re:情報提供に感謝!
    >ほら貝さん

    コメントありがとうございました。

    「G線上のアリア」は演奏の数が多すぎて、もとより舞台と同じ演奏を探すのを諦めてました。チェンバロの響きが(&バッハの肖像が)気に入ったこの演奏にしてみました。(「マタイ受難曲」のアリアはリヒターの演奏にしてみました。)

    「カノン」、オルゴールではなくハンドベルでしたか。しっかり聴いてませんでした。さっそくハンドベルの演奏も貼り付けてみました。

    この作品の選曲の意図など、一度富良野GROUPの音響担当の方にゆっくりお話を伺ってみたいような気もします。
    2010.11.30 Tue l T-E-R-U. URL l 編集

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